大阪に行ってきました

先日、友人と二人で大阪に行ってきました。

お目当ては、造幣局の敷地内に植えられた桜。

造幣局！？

実は桜の名所で、毎年無料で一般公開されてるらしいのです。

前の晩にメールが来て、いきなり見物が決まったので、行きの新幹線の中で降りる駅などを調べました。

私は関東育ちなので、桜と言えば「ソメイヨシノ」。関東の桜の殆どがソメイヨシノなので、ほぼ同じ時期に咲いて、一度に散ってしまうという話を聞きました。だから、花見の期間がとても短かかったんですね。

ところが、この造幣局内には、ものすごい種類の桜が植えてありまして、花をつける時期もそれぞれ微妙にズレています。お陰で、まだキレイに咲いている木も沢山見ることができました。

ちなみに、京都も桜の種類が多いので、長く花見を愉しめるそうです。

黄色っぽい花が咲いてましたが、これも桜の一種だそうです。

これも桜とは気がつかない木でした。葉が青々としているのに、まだ花も咲いていて不思議な感じがしました。

とにかくすごい人で、歩くのが大変でした。写真も落ち着いて撮れなかったし（笑）。でも、桜の花は本当にキレイで、また来年も来たいなと思いました。

屋台も100件ぐらい出ていて、ちょこちょこ食べながら川沿いを歩くのが楽しかったです。

造幣局へ向かう途中、大阪城が見えていたので、桜見物の後歩いて行きました。

近くに見えたけど、勘で歩いたら遠回りをしていたようで、結構な距離を歩くハメに。途中寄ったコンビニで大阪城の場所を尋ねたら、「よく歩いて来ましたね」って褒められました。

でも、歩いた甲斐がありました。このお堀の立派なこと！お城は建て直しされてるので、キンキラキンですが、当時もこんな眺めだったのかなぁと想像しながら歩きました。

お城（ではなく天守閣なんですよねｗ）の中はすっかり近代的。家康や秀吉の直筆の書物を見て来ましたが、まったく読めませんでした。戦（戦争）というものは、人の命を軽くしてしまうものなんだなぁと思いました。ほんの一部の人の為に、何万もの人が殺しあって。兵士たちを育てた母親はどんな気持ちで、息子を送り出したのか。でも、それを言う事さえ許されない時代だったんでしょうね。

大阪城を出たあと、ミナミ？に行ってみました。

このグリコの看板がＴＶでよく放送されていたので、ずっと行ってみたかったんです。日も暮れかけていて、開いているお店は飲食店ばかりでした。今度来るときは、他のお店も覗いてみたいです。

夕食は「千房」のお好み焼きを食べました。いつもお土産で冷凍のものを食べていたのですが、お店で食べたらもっと美味しかった♪

大阪って、気さくで良い人が多いように感じました。花見の会場は混みあう割りに、座る場所がなくて、立って昼食をしていたのですが、近くにいた方が「ここ空いてるよ」って声を掛けてくれたり、大阪城の場所を訪ねたコンビニの女の子は、一緒に桜の話で盛り上がってくれたり。タクシーの運転手さんも、目的地に着くまで大阪の街の特徴を沢山教えてくれました。ミナミからの帰り道、地下鉄の乗り口を捜して地図を見ていたら、飲食店のキャッチのお兄さんが話しかけてきて、丁寧に道を説明してくれました。のぞみの最終発車時刻を全く気にしていなかったので、この時お兄さんに声を掛けてもらわなかったら乗れなくなる所でした。

まだまだ知らない場所があるので、今度はもうちょっと計画的に行ってみたいです。もともと大阪は好きな街でしたけど、もっと好きになりました。